SPECIAL FUTURE

2022.12.16

肝斑とは、そして正しい対策とは

私は普段、美容皮膚科でカウンセリングも行っています。

その中で、よく目にするのが【肝斑】に驚く方々。

実は、30歳から出現してくる肝斑を、

気付いていない、シミだと思っていたという患者様が多い印象です。

肝斑とは

両頬やあご、鼻の下やおでこにできる薄茶色の色素斑で、左右対称、同じ大きさ、形で現れることが多いです。 一般的なシミ(老人性色素斑)は、境界線が明確であるのに対し、肝斑は全体的に境がはっきりしないぼやけた形で見えることが多いと言われています。

治療方法

まだ詳細が解明されていない肝斑は、現在の医療でも穏やかな治療しかなく、目に見えた反応も無いため、患者様が納得するまでの治療期間はとても長く感じると言われています。

肝斑トーニングや、ハイドロキノン×トレチノイン療法、トラネキサム酸の内服と外用…

どれも時間とコストがかかる治療です。

対策

肝斑かも?と思ったら、まずはトラネキサム酸の内服、外用からスタートをするのがお勧めです。

トラネキサム酸は皮膚科で処方が可能です。

自費になる場合と、保険適応になる場合があるので、事前に確認してから受診することをお勧めしています。

外用は、薬用のTAホワイトニングローションがとても優秀で、コストも抑えられるので試す価値は大いにあります。

更に、この三箇条!

  • 肌になるべく触れない
  • 今まで以上に紫外線対策をする
  • 化粧水等はコットンを使用せず、手で優しく塗布する

こちらを意識し、行動していれば進行(悪化)を防ぐことが出来ると思います!

気になったら早めの行動!そうすることで、後のご自身を救うことが出来ます。