ニキビとスキンケア
ニキビ治療で最も効果的なのはお薬での治療ですが、お薬を使用しても繰り返すニキビにお悩みの方はいませんか?
そういった状態が続くと、美容皮膚科でのレーザー治療やピーリングを検討される方も多いはず。
しかし、レーザー治療もピーリングも定期的な治療が必要で、更に施術後すぐに完治するものでもありません。
10回以上施術しても、完治は難しいことをお伝えすると、驚かれる方が多い印象です。
また、毎日のお薬が面倒なのでレーザー治療を希望されるかもいらっしゃいますが、レーザー治療中もお薬の併用は必須といえるので、レーザーに通う面倒が増えるだけになってしまいます。
ニキビは繰り返す病気なので、長期的な治療やメンテナンスが重要です。
流行り治療に飛びつき、すぐに効果が出なくて、「これ効果無し!」と決めつけていると、ずっとニキビが出来にくい肌にたどり着くことが出来ません。
レーザーの前にスキンケア見直しを
ニキビ用の化粧水や乳液を使用したことはありますか?
こちらも、治らないからといって一本使用して「リピなし!」と判断されているケースを多く伺います。
ニキビ用のスキンケアでニキビが治ることはなく、ニキビが出来にくいお肌を作ることを目的に作られていることがほとんどです。
お薬で治し、スキンケアでニキビの出来にくい肌を作る。
なんと、コントロール出来るようになるまで約一年かかるので、一本使用して効果を判断するのは早すぎるのです。
洗顔はしない方が良い?
一部で朝の洗顔はしない方が良いといわれていますが、ニキビは皮脂等の汚れが毛穴内にたまり、炎症を起こすことで発生します。
眠っている間に出た皮脂や、塗布したお薬を落とす意味で朝洗顔はした方が良いとお勧めしてます。
朝洗顔後は、しっかりと保湿、日焼け止めをすることを続けただけで、ニキビの発生頻度が減ったと嬉しいご報告をいただくことも多いです!
洗顔とスキンケアとお薬と
お勧めの治療は、
Step1 皮膚科でお薬処方+適度な睡眠+バランスの取れた食事
Step2 朝夜洗顔+ニキビ用基礎化粧品使用 ホームピーリング
Step3 上記一年使用で改善無ければレーザー治療
ニキビがニキビ跡になると、治療が非常に困難です。
ニキビ跡になる前に、すぐに治療し、ニキビが出来にくい肌作りを心掛けたいですね。